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ホーム » 板金工の経営 » 板金工を開業するには

板金工を開業するには

開業

板金工として独立して事業を開きたい、自分の看板をかかげて板金工になりたいと考えている人はいるだろうか。
私も独立当初は何をするにもはじめてで、開業までの段取りに戸惑うことも多かった。
そこで今日は、板金工の中でも建築板金工を開業する手順について解説していきたいと思う。
やるべきことや注意点についてもふれていくので、開業を考えている人にぜひ参考にしてもらえると嬉しい。

開業する際の手続き

個人事業主として開業する場合、一般的な手続きには以下の書類提出が必要だ。

  • 個人事業の開廃業等届出書
  • 所得税の棚卸資産の評価方法・減価償却資産償却方法の届出書
  • 青色申告承認申請

個人事業開始申告書は事業所のある都道府県税事務所へ、青色申告承認申請所は納税地の所轄税務署に提出する。
もし法人として会社を設立するなら、以下が必要だ。

  • 定款作成・会社登記
  • 法人設立届出書
  • 青色申告の承認申請書
  • 給与支払事務所等の開設届け出
  • 源泉所得税の納期の特例承認に関する申請書

会社設立の詳しい方法については書籍やネットなどでも紹介されているが、司法書士へ依頼すると、これらの手続きを代行してくれる。書類作成や提出など、手続きに不安がある場合はプロに任せるのが無難だろう。

建築板金工の必要資金

基本的に、屋根などの大きな材料は建築業者によって現場に搬入されるため、こちらが運ぶ必要はない。ただ、小さな部材「役物」は自分の事務所や工場で加工することがほとんどだ。

そのため、建築板金工を開業するなら役物を加工するための工場もしくは作業場が必要だ。
所得しているなら土地や建物に関する資金は必要ないが、工場・作業場は賃貸する場合がほとんどだと思うので、賃貸契約にかかる資金を揃えておくのが一般的だ。

また、加工のために必要な工作機械が要るほか、現場へ通うための車両や駐車場も揃えなくてはならない。
仕事内容によっては、高所作業車やクレーン車、これらの作業車を駐車しておくスペースも必要だろう。
案件や仕事さえ取ってくれば開業できるわけではないため、独立を考える前に資金面は留意しておこう。

現場作業だけが仕事ではない

建築板金工として看板を掲げる、すなわち親方になることは、実作業だけでなく施工図の作成や数量・価格の積算、従業員の勤怠・給与管理など、さまざまなデスクワークもこなさなくてはならない。
経理や会計に関する知識も必要でやることは山積するが、一通り自分の事務所でできるようになった達成感は大きい。先輩親方や身近にいる経営者のアドバイスを聞きながら、着実にステップアップしていこう。

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